限界がある、という話。
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昨日はクルマに乗ってお出かけ、本日はクルマをお店に預けてきました。
素人作業ではできない作業はプロにお任せすることになります。当たり前ですね。
代車を貸してくれる、とのことでしたが、駅まで歩ける距離だったのでお断り。
行きしなに雨が降っていたのでちょっと後悔しながらお店を後に。
初めて歩いた街でした。
おんなじ日本、おんなじ県でもちょっと地域が違うと雰囲気も全然違うもんですね。
なんというか、肩ひじ張ってない昔ながらの街並みというか…
でも、そこに住んでいる人にとってはそれが日常でいつもの景色なんだなあ…と思うと不思議な気持ちになります。だからおでかけが好きなのかもしれないですね。
そんなゆったりした気持ちで歩きながら聴いていたのはTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTのリボルバー・ジャンキーズでした。
リボルバー・ジャンキーズ / THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
まっったくゆったりしてないですね、BGMが。
でも大好きなんですよTMGE。アベフトシにあこがれてカッティング練習しましたよ。
歩きながら「今日の風は俺になびいているだろうか、明日の風は俺に吹いているのだろうか」って歌詞が耳に入ってきて、そこで気付いたんです。雨がやんでいることに。
これは「今日の風は俺になびいている」んだろうなあっとふわーっと考えていました。
別に感動した!!とかそんな大層なことじゃなくて、そんなこともあるんだなー、へーってそのくらいの気持ち。
この時の心の機微って言葉で表せないと思うんです。文章のプロなら巧みに修飾して表現するのかもしれませんが、少なくとも私には無理なこと。
自分の中での限界を無理をせず受け止めて、これが私なんだよ、できないことはできないよって受け入れることって大事ですよね。
心の機微の表現だって、その道のプロに対価を払ってお願いすれば、誰しもが膝を打つ表現でまとめてくれるかもしれません。でもそれを頼む価値があるか、頼んでまで自分を表現したいか、というのは誰かが決める話ではない。自身で決めればいい話です。
何をするにもそうじゃないでしょうか。
よく「自分の限界を自分で決めるな」と言う人がいますね。
あってるようなあってないような、と考えてしまいます。
無理だから、できないからこんなもんでいいよね~と匙を投げるのは確かによくない。けども「ここまではできるけど、ここからは自分の能力では大変だから代替案を用意しよう」はすごくいい考え方。
どうしてもたまにはき違えて混同して時代遅れの精神論を掲げる人が居る気がしてなりません。考えることをあきらめたのかな、と感じてしまう。
そんな考え方も私から見たら正義、誰かから見たら正義の反対なんです。これだけで対立構造の出来上がり。
「平和とは人間の関係において不自然な状態にある」というのは、なるほど確かにそうかなと納得してしまいます。
「不自然な状態」を「自然な状態」として受け入れられる環境は大事にしていきたいですね。