人の嫌がることはやめよう、という話。

私はそういったことは一切しません。聖人です。

 嘘です嘘つきました嘘ですごめんなさい。

 

「ハラスメント」、ここ数年で話題になった単語ですね。

セクハラやパワハラモラハラ、スメハラ…言い出せばキリがないくらいです。

 

よく本人のとらえ方次第、といったりしますね。

はたして本当にそうなのでしょうか。

 

確かに、真摯な訴えであることに乗じて悪意に満ちた訴えをする人もいると思います。

その人たちのせいで勇気を出して訴えた人が疑われることがあってはいけません。

 

「はたして本当にそうなのでしょうか」を証明するためにやることは一つ。頭を使うことです。

難しくしている要因は「確実な線引きが作れないこと」でしょう。

人によって色々なことを許容できる線引きが違うから。他人のことがわからないんです。そして自分と他人の線引きの違いが理解できずに乗り越えるか、理解したうえで悪意を持って乗り越えてくるか。

お互いの訴えの真実がどこに隠れているのかがわからないと、なぜ線を乗り越えてしまったのかもわかりません。真実を暴き出す人は当事者ですらないですからね。

そう、当事者ですらない人が真実にたどり着かなければいけないんです。めちゃくちゃ大変だし、めちゃくちゃ疲れます。でも「勇気を出して訴えた人」をどうにかしたいからこそ一生懸命動こうと思えます(本人が一番つらいとか大変とか、そういうことは置いておきますが)。

でも正直めっちゃくちゃめんどくさいです。いろんなところに角が立たないように極めて慎重に進めなければいけませんし、出てきた真実をもとに細やかに軌道修正を行わないといけないし。

でも、それが大変だからできないから面倒くさいからといって「とらえ方次第」といって投げ捨てる人間にはなりたくないなあ、と思います。

そして同じくらい自分も気を付けなければなあ…とも。

 

頭を使う、という話題。

紙製品の買い占めが横行しているそうですね。

すこし前にはマスクやアルコール消毒も。

世界中で感染が拡大するCOVID-19、こわいですね。

人間はとても弱いです。目に見えないウイルスにやられちゃうくらい。

「人間の歴史は感染症との戦いの歴史」と言ったりもしますね。

戦いの歴史、すなわち先哲が知恵を絞り、紙を盾にペンを剣に知識を勇気に変えて戦ってきた歴史です。

先哲が切り開いた英知をお手元の端末で気軽に見られる今、なぜ紙製品を買いだめなければならないのでしょうか?少し調べれば問題ないことくらいすぐ出てきますよね。

COVID-19が怖いのもたしか。でも、文句垂れたりマスクを買い占めたりする前にやれることはもっとたくさんあります。手洗いうがいに自身の行動を見直す。文句言っている時間があったら寝て体力つけたほうがよっぽどいいと思います。

人間が持っている一番大きな武器は知識です。各々が持っている素敵な武器です。

垂れ流しの情報に洗脳されず、取捨選択をしっかりできるように気をつけましょう。

 


京都大作戦2011 風

 

いつだって悲しい過去があります。未来が明るい保障なんてどこにもありません。

傷ついて転がって打ちのめされて、それでも立ち上がらなきゃいけないんです。ウイルスだっていやなことするヤツだって買い占めだってなんだって歩みを止められないんです。過ぎた過去を積み上げて踏み台にして未来に手を伸ばすんです。

何が正しかったのは歴史が証明するんですよ。何年も先に吹く風しか答えを知らないんだから。

みんな、ボコボコにされても負けないで立ち上がって笑ってやろうぜ。