よく考えたら感染してる人あんまりいないよね、という話。

☑わたしはロボットではありません。

 礼服、という文化がありますね。

どうやら現在に知られる日本でよく見る礼服は、戦後に根付いた独自の文化だそう。詳細は各自調べていただければ、と思います。

 

礼服に限った話ではないのですが、何かをする際にはいろいろな「マナー」がありますよね。昨今では行き過ぎた「新しいマナー」が話題にもなったりもしました。

たしかに、何かにかこつけて新しいマナーを創造、それを強制していくのはいかがなものかなあと考えてしまいます。本末転倒なのではないかなあと。

でも、伝統的に受け継がれてきたマナー。これは実はとても大切じゃないでしょうか。

 

そもそも何のためにマナーはあるのでしょう。

恥をかかないため?場のモラルを保つため?どこまで知っているか、で相手の力量を図るため?

これ、昔はあまり考えたことなかったのですが「相手にどれだけの礼を尽くしているか」の現れなのかなあ、と思うようになってきました。わかりやすく言うと「あなたのことをこれだけ考えていますよ」って表現になるでしょうか。

たとえば食事の席でもそうですよね。自分がテーブルマナーを守って食事をすることで「あなたに不快なく、おいしく食事をしてもらいたいんですよ」って意思表示になるのではないでしょうか。そうでなければ好き勝手に食事をして自分がおいしく食べられればそれでいいや、でおしまいですし。

そう考えると最低限守らなければならない、昔から言われているマナーがなぜ連綿と受け継がれているかわかる気がします。

人と話すときもそうだし、服装でもそうだし…マナーの許容度は場面によって違いますし、そんなこと考えないでデレーっと過ごしているときもいっぱいありますけどね。場面、人によって必要とされるものは違ってきます。見極めも大切です。友達とファミレスでバカ話するのにタキシードを着て本日はお日柄もよく…なんてやったらおいそれとバカ話もできなくなっちゃいます。

 

礼を「尽くす」という言葉には「残さず表現しきる」というような意味があるそうです。

親しいからこそ、尽くすべき場面で礼を尽くすことも大事なのでしょうね。

まさに親しき仲にも礼儀あり、です。気を付けたいですね。